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気持ちに正直であること

2010/08/19 03:31 - | Comment:0 | Trackback:0
あなたにとっては、あまり楽しい思い出ではないだろうけれど
私は、当時のことを、今でもふと、思い出すことがある。

もう何年も前の話で、記憶はどんどん風化していくのだけれど。


 あなたと私は、おそらくタイプの違う人間だったにも関わらず
 不思議と、波長が合う気がした。

 マイペースで自己中心的な言動に、いらだつ事もあったけれど
 あなたとふざけているときは、心底楽しかったと思う。


 だから、あなたが意中の人に心を奪われ、深く沈んでいる様子を見ると
 つい、もどかしく思ってしまったものだ。

 こいつの心を返してほしい。 と、そう思った。

 「私は、ただ、こいつと、ふざけていたいだけなのかも知れない」と
 心のどこかで気づきながら。



あなたは、意中の人に心を奪われているにも関わらず、
私のことがすきだといった。

公衆の面前にも関わらず、あなたは私に抱きついたし
ねぇねぇ、と嬉しそうに物陰に隠れては、キスをしようとした。

そのとき、私たちが付き合っていたのかどうかは
もうはっきりと思い出せない。 ただ、あなたからあふれ出た
好きのかけらだけが、私の記憶に深く染み付いている。

あなたの「好き」という言葉は、おそらく嘘ではなかったと思う。
全身から、好きの気持ちがあふれ出ていた。
その点ではすごく正直で、うそのつけない人だった。


 私を好きだと言ったあなたは、
 その日、意中の人に会いに行くと言った。
 このチャンスを逃したら、一生会えないかもしれないから、と。
 
 私が、あなたにどんな言葉をかけたのか、よく思い出せない。
 あなたは結局、私のアパートを後にして、彼女に会いに行った。


こんな状況じゃ、信じられないかもしれないけど、
のっこが好きなのは本当だ、とあなたは言った。

私は、信じられない、と伝えた。
誰かを好きになる気持ちを抑えられないのは、仕方のないことと
頭では分かってた。けれど、どうしても腑に落ちなかった。


 
 今になって、こんな話をしようと思ったのは
 最近、あなたの気持ちが、少し分かるような気になったからだ。

 あなたが当時いったことは、確かに起こりうるのだということが
 実感として、分かるようになったからだ。


あなたが今の私をみたら、
きっと「自分の気持ちに正直になれ」と言いそうな気がする。
恋愛は、理性じゃなくて感情だから、と。

けれど私は、出来る事なら、大事な人には誠実でありたい。
そう願うにも関わらず、今の自分の状況は、どうしたものか。

ひとつ、気持ちに整理をつけたい。
そう願いながらも、にっちもさっちも、身動きが取れない。
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